若者よ、恐れるなかれ

高校生の就職活動の作文を添削しています。就職試験は、いろいろですが、面接と作文は課せられます。中学以来という生徒もいて、四苦八苦ですが、みんな真剣です。
今回のテーマは「私が克服したこと」です。半分ほど赤を入れて気がつきました。「対人関係克服」がやたら多い。「人見知りを治しました」というものです。だいたい「自分から話しかけられない」というのです。だから、中学の時、友達がいなかったとか。
かわいそう。私たちの頃って、兄弟も多いし親は何も買ってくれないし「あれ 買って、これ欲しい」て言わないと、ソンしたから。それでも「そんなもの買えない」と、却下されてましたが。学校でも喧嘩はしたし、でもすぐ仲良くなったし。
今の人たちは、「何か言って誤解されるのが怖い」とか、「余計なこと言うと恥ずかしい」て思ってるみたい。多分、親が先取りしていろいろやってくれるから、要望や自己主張は必要ないのかも。
でもさ、社会に出れば、どんなに誠意を尽くしても誤解する人もいるし、バカか、って思う人もいる。でも、逆に協力してくれる人も助けてくれる人もいるよ。今から傷つくのを恐れないで。若いうちのバカは、許されるから。
傷ついて恥かいて、人は自分を作っていくのだと思う。いま社会が若者に寛容じゃないのかな。かわいそうになって、バッタバッタ赤入れて斬れなくなってしまった。
いやいや、それでは本人のためにならん。にくまれおばさんでいなくちゃ。イライラを抑える薬に、市販はありますか?

若者よ、恐れるなかれ